iPhoneのバッテリー交換って、自分でできるの?

スマホ

iPhoneのバッテリー交換の予約が取れないので、自分で交換してみました。初心者がやってみて苦労した点などを、簡単にまとめました。機種はiPhone 6s で、交換にかかった時間は40分程度でした。これでもかなり手間取りました。慣れた方なら15分程度でできるのではないでしょうか。

バッテリー交換の手順

はじめに交換の手順を示します。手順は以下のようになります。順番に説明します。

  1. データのバックアップ
  2. 交換部品の準備(リチウムイオンバッテリー、工具)
  3. 電源OFF
  4. フロントパネルの取り外し
  5. コネクタの取り外し
  6. バッテリーの取り外し
  7. バッテリーの取り付け
  8. コネクタの取り付け
  9. フロントパネルの取り付け
  10. 電源ON

データのバックアップ

交換前に必ず、データのバックアップを取ります。iPhoneを分解する場合、まれにケーブルの断線やショートなどが起きることがあります。最悪電源が入らなくなることがありますので、万が一に備えて必ず電話帳や写真データなどのバックアップをとっておきましょう。

普段からiCloudでバックアップをとっている方は問題ないでしょう。その他の方は、iCloudにバックアップをとるか、必要なデータをPC等に移行しておきましょう。

交換部品の準備

交換前に道具がそろっているか確認しましょう。

必要な道具は、

  1. 交換用バッテリー(機種が合っているか確認する)
  2. バッテリー固定テープ
  3. 0.8星形ドライバー
  4. 1.5プラスドライバー
  5. プラスチックへら
  6. 吸盤

の6つです。

初めての方は、道具付きのバッテリーをセットを購入するのがお得です。こちらは放電容量が2200mAhの大容量タイプで、純正品の1720mAhよりも電池の容量が約25%アップしています。どうせ交換するならスペックアップしたいところです。

すでに工具をお持ちの方は、こちらを購入しましょう。私はすでに工具を持っていたので、こちらを購入しました。

バッテリーは機種ごとに異なるので、機種にあったバッテリーを購入しましょう。

電池と工具

 電源OFF

まずは、iPhoneの電源をOFFにします。右サイドボタンを長押しすると、画面に電源OFFの表示がでるので、表示を右にスライドすると電源をOFFにできます。電源OFFしたiPhone

フロントパネルの取り外し

星形ドライバーを使って、ホームボタン側のねじ(2カ所)を外します。ねじはかなり小さいので、なくならないように、お皿や小型の容器などに入れておきましょう。

フロントパネルの外し方

フロントパネルのホームボタン側に吸盤を取り付けます。図のようにヘラで押さえつけながら、吸盤を上に引き上げます。

フロントパネルの外し方

少し隙間ができたら、吸盤を外し、へらで少しずつ隙間を広げていきます。テコの原理を使いながら、力を入れすぎずに場所を変えながら少しづつ広げていきます。隙間から白いヒモのようなものが出てきますが、接着剤ですので、気にしなくても大丈夫です。

フロントパネルの外し方

ホームボタン側と両サイドが軽く浮き上がったら、フロントパネルを上にめくり上げます。この時、上側の一辺は、配線がつながっているので、外れません。無理に力を加えて配線を切らないように気をつけましょう。

フロントパネルの外し方

フロントパネルをめくると、リチウムイオンバッテリーが出てきました。

フロントパネルの外し方

パネル上側の配線を取り外してフロントパネルを完全に取り外す方法もありますが、やや大変なので、今回はパネルをつなげたままバッテリー交換を行います。配線に無理な力がかからないように注意しながら続きの作業をしましょう。

コネクタの取り外し

バッテリーを取り外す前に、バッテリーと本体を繋ぐコネクタを取り外します。写真のネジ2カ所をプラスドライバーを用いて取り外します。こちらのネジも小さいので小さい容器に入れておきましょう。最初に外したネジとは形が違うので、分けて置いておきます。ネジを外したら、金属カバーを取り外します。

コネクタの外し方

カバーの下には、コネクタがあるので、プラスチックのヘラでめくって取り外します。
注:コネクタ部分はショートする恐れがあるので、金属のピンセットなどは使わないようにしましょう。

コネクタの外し方

コネクタの外し方

バッテリーの取り外し

次にバッテリーを取り外します。バッテリーはケースに2枚の両面テープで固定されています。かなり強力なテープなので、無理やり外すのは大変です。まずは両面テープを上手く剥がします。テープは剥がしやすいように、取りはずし部分(黒いやつ)がついています。テープ自体は白色です。電池の外し方

黒い部分をめくると白いテープが見えます。テープを引っ張って、横側から引っ張っていきます。

電池の外し方

電池の外し方

上手くテープが剥がせればバッテリーを取り外すことができます。白いテープが途中で切れてしまったら、バッテリーとケースの間にヘラを入れて、少しずつめくって外します。これはなかなか大変です。バッテリーを取り外すとこんな感じです。

電池を外した後の状態

バッテリーの取り付け

さきほどと逆の手順で、バッテリーを取り付けていきます。新品のバッテリーの裏に両面テープを張り付けます。

テープの貼り方

電池の取り付け方

テープをケースに貼り付けたら、最後に黒い部分を折り返します。これで元通りです。

コネクタの取り付け

コネクタを取り付けます。上から金属カバーを取り付けて、ネジ2カ所を締め付け、もとに戻します。

コネクタの取り付け方

フロントパネルの取り付け

開けたときと反対の手順でパネルを取り付けます。本体上部のツメをはめてから、カバーを閉じます。カチットはまって隙間がなければOK。最後にネジ2カ所を締め付ければ終了です。

フロントパネルの取り付け方

電源ON

電源が入ることを確認。

電源ON

設定 → バッテリー → バッテリーの状態
からバッテリーの最大容量を確認できます。数値が100%になっていればOK。

バッテリー容量の確認

まとめ

iPhoneのバッテリー交換の予約が取れないので、自分で交換してみました。苦労したところは、フロントパネルを開ける作業とバッテリー裏の両面テープをはがす作業です。

フロントパネルは吸盤を使って少しだけ隙間をつくることを意識しましょう。少しでも隙間ができれば後はヘラだけで大丈夫です。両面テープの剥がし方は、取り付け方を先に見ておけばテープの状態がイメージできて作業しやすいでしょう。

自治体によりますが、外したバッテリーはゴミとして捨てられない場合がほとんどです。家電量販店などで無料で回収してるので、こちらを利用しましょう。

アップルストアで3200円で交換してくれるならお願いした方がよさそうですが、予約が取れないなら自分で交換するのもありです。スマホを壊してしまうリスクはありますが、手順を守って落ち着いて作業すれば心配ないでしょう。一度交換を経験しておけば以降何度でも交換できます。大容量のバッテリーに交換してスペックアップすることもできます。

スマホの中身を開けてみるのも楽しいですよ。ただし、バックアップだけは必ずとっておきましょうね。

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