J&Jのベビーパウダーへのアスベスト混入、日本で売ってるものは大丈夫?ベビーローションは大丈夫?

社会問題

米医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーに、アスベストが混入していた試験結果を、同社が隠蔽していたという報道がなされています。アスベストといえば、肺がんを引き起こす物質ということで有名です。

米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(JNJ.N)は、少なくとも1970年代から同社のベビーパウダーに発がん性があるアスベストが混入していた試験結果を知りながら隠した疑いがある。ロイターが同社の社内報告書やメモ、供述書などを精査し確認した。

米J&J、アスベスト混入隠ぺいか 社内報告書などで発覚(ロイター)

赤ちゃんの肌に直接使用する製品に、アスベストが含まれていたとなれば、許容できる問題ではありません。もちろん実際の含有量が、発がん性に影響するレベルなのかどうかが最も重要ですが、情報隠蔽それ自体が事実であればイメージダウンはさけられません。

ジョンソン・エンド・ジョンソンといえば、日本でもベビーパウダーやベビーローションが、スーパーやドラッグストア、Amazonなどで販売されています。こちらのベビーローションに同様の問題がないのか調べてみました。

ベビーパウダーにアスベストが含まれる理由

ベビーパウダーにアスベストが含まれる理由について、調べてみました。まずは、wikipediaでベビーパウダーについて調べてみます。

主たる原料は、滑石(タルク)などの鉱物と、コーンスターチなど植物のデンプンである。日本古来の天花粉(天瓜粉、てんかふん)も、同じ目的のものであり、これはキカラスウリのデンプンを用いる。

粉と固形がある。

作用としては微細な粒子による毛細管現象で水分を吸い上げ、澱粉によって湿度を適度に保ち、滑石によって皮膚表面を滑らかにする。決して乾燥させるわけではなく、皮膚同士の摩擦を少なくすることによって、あせもをできにくくする。

パウダー商品の種類にはパフの付いている物とそうでない物があり、缶に入っているタイプと、小さく持ち運びに適したシェーカータイプなどが存在する。

1987年7月、ベビーパウダーの原料である滑石に不純物として石綿が混入していたという事件があり、労働省産業医学総合研究所(当時)の調査によって、11社19製品のうち5社5製品に関してアスベストの混入が認められた。現在においては、厚生労働省の定めた不純物混入試験を経た滑石以外は原料として使用することが許されていない。

ベビーパウダー(wikipediaより引用)

ベビーパウダーの原料は、水分を吸着するデンプンと潤滑剤の滑石(タルク)です。デンプンによる皮膚の湿度調整と滑石(タルク)による摩擦低減効果により、あせもを予防します。

滑石(タルク)は、鉱物の一種で、石の状態で採掘されます。身近なところでは、ファンデーションや口紅などの化粧品にも使われています。天然の鉱物のため、成分としてアスベストが含まれることがあるようです。

wikipediaの記載によれば、日本でも1987年にアスベストの混入事件があったようです。それ以降、原料として使用する滑石(タルク)には、不純物混入試験を行うことが義務付けられているようです。

ということで、ベビーパウダーにアスベストが含まれる理由としては、原料の滑石(タルク)にアスベストが含まれるためです。

日本で売られているベビーパウダーは大丈夫?

ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーであっても、日本で売られるものでは、原料の滑石(タルク)の不純物混入試験が行われているので、アスベスト混入の可能性は低いでしょう。とはいえ、この状況で、問題となっているJ&Jのベビーパウダーを敢えて買う理由はないでしょう。仮に情報隠蔽が事実であれば、不純物混入試験で不正が行われている可能性もあります。いくら安くても自分は買いません。

ベビーローションにアスベストが含まれる可能性は?

日本で、よく売れているのは、ベビーパウダーよりもベビーローションだと思います。自分もたまに購入して使用しています。

ベビーローションの原料を調べてみると、

水、ミネラルオイル、ジメチコン、グリセリン、ステアリン酸グリコール、ポリソルベート20、PG、フェノキシエタノール、カルボマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、安息香酸Na、オクトキシグリセリン、スルホコハク酸ジオクチルNa、水酸化Na、トコフェロール

ということで、滑石(タルク)は使われていません。したがって、アスベスト混入の可能性はないといえます。

J&Jのベビーローションを使っても大丈夫か?

ベビーローションの成分には、滑石(タルク)は含まれていないため、使用しても問題ないでしょう。とはいえ、ベビーパウダーの件が真実であれば、抗議の意味で購入を控えるという姿勢はありえます。今後の行方に注目しましょう。

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