塩漬け?ナンピン?損切り?【株価暴落時の適切な対処法とは】

瞑想 株式

本日の日経平均は1000円超の下落、マザーズも大幅安。ともに連日の年初来安値更新です。信用評価損益率も悪化しており、個人で追証の発生している方も多いのではないでしょうか。想定外の損失に吐き気がしたり、モヤモヤしたり、パニックになっている方もいるかもしれません。

私も何度か同じような経験をしたことがあります。そして、何とかそれを乗り越えてきました。最も大切なことは、冷静なマインドを保つことです。パニックになって傷を広げないことが最も重要です。今の状況が最悪とは限りません。誤った行動をとってしまうと、ここからさらに損失を広げてしまうこともあります。現状をしっかりと受け入れて、次にどう行動すべきかを冷静に考えましょう。本記事がその助けになればと思っています。

株価暴落時にやるべきこと

株価暴落時に買いポジションを持っている場合、どう対処するのがよいのでしょうか?トレード手法としての正解は、実はありません。ただ一つ言えることは自分自身をコントロールすること、自分のポジションを完全にコントロールすることが必要です。

自分自身をコントロールする

状況を客観的に見つめて冷静になりましょう。今の損失を受け止めて新たに作戦を練りましょう。相場はいつでも中立的です。いつでもやり直しができます。深呼吸して外の景色を眺めましょう。自暴自棄にならないことです。周囲の人を見渡しましょう。いつもの日常が続いています。

ポジションをコントロールする

自分自身をコントロールできないのには理由があります。保有するポジションが大きすぎるのです。身の丈にあったポジションなら動揺することはありません。レバレッジをかけている場合はレバレッジを落としましょう。追証が発生しているなら一部でも損切りしましょう。追加入金してもいいのですが、する場合にはそれがなくなる可能性を考えましょう。なくなっても良いお金であれば入金しても良いですが、なくなったら困るお金なら入金はやめておきましょう。動揺している状態では、間違ってもポジションを大きくしてはいけません。

レバレッジを落とした上で、自分の保有するポジションを完全にコントロールしましょう。ポジションを完全にコントロールするとは、あらゆる値動きを想定し、その対処を考えておくことです。実際の値動きを見て、塩漬けしたり、ナンピンしたり、損切りしたりといった行動をとります。場当たり的な対処でなく事前に想定した行動をとりましょう。それぞれの取引のメリットとデメリットを次にまとめます。

塩漬け、ナンピン、損切りのメリット・デメリット

「塩漬け」のメリット・デメリット

「塩漬け」とは、含み損をかかえた銘柄をそのまま放置することです。

メリットは、損失を先送りすることができ、苦痛を先送りできることです。成長性のある会社や、財務に対して割安な銘柄では、塩漬けの結果株価が上がってきて最終的に利益となることもあります。デメリットは、資金が長期間拘束され機会損失となることです。さらなる下落が生じれば損失が増大します。業績が悪化した会社の株では二度と買値に戻らないばかりか、最悪紙くずになることもあります。

長期保有を想定して買った銘柄なら塩漬けもアリです。ただし、短期保有目的で買った銘柄を損切りできなくて長期保有するのはナシです。往々にして損失を広げてしまいます。タイミングを見てスッキリ損切りするのが良いでしょう。

「ナンピン」のメリット・デメリット

「ナンピン」とは、含み損をかかえた銘柄を買い増す方法です。

メリットは、平均取得単価が下がることです。ナンピン後に反発すれば、損失を帳消しにすることも可能です。ナンピンはポイントを抑えて適切に行えば勝率の上がる手法です。ただし、ナンピンはリスクを増加させます。デメリットとして、負けた場合の損失の増大が挙げられます。リスクを増したことで、破産確率が上がります。事前にナンピンを想定して買い付けを行っている場合は問題ありませんが、損失を取り戻そうと場当たり的なナンピンを行うと下落相場では、破産へとまっしぐらです。

「損切り」のメリット・デメリット

「損切り」とは、含み損が出た銘柄の損失を確定させることです。

メリットは今以上の資産の減少を防げることです。相場から離れて休憩することもできます。デメリットは、損失が確定してしまうことです。パニックの最中に損切りしたらそこが大底だったということもよくあります。損切りした銘柄が反発するのを見て、すぐにポジションを持ちたくなる「ポジポジ病」にかかることもあります。損切り後にすぐにポジションを持つくらいなら損切りしない方が良いです。損切りした銘柄のチャートはしばらく見なくても良いかもしれません。なんの苦痛もなく損切りできるようになったら、初級トレーダー卒業です。

まとめ

以上、株価暴落時の適切な対処法についてまとめました。大きな損失を抱えてしまった場合でも慌てることなく、自分自身と自分のポジションをしっかりとコントロールしましょう。冷静によく考えた上で、後悔のない投資行動をとりましょう。自分自身と自分のポジションをしっかりとコントロールできていれば、いつでも仕切りなおしが可能です。

また、このような急落局面は買いの好機でもあります。普段からキャッシュに余力を持たせておけば、他の投資家のパニック売りを買いで受けることができます。普段からの資金管理が大切です。

参考記事:酷い下げ相場なので、相場で重要なこと(考え方)をまとめてみた

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