酷い下げ相場なので、投資で重要なこと(考え方)をまとめてみた

株式

本日の日経平均終値は20392.58円で-595.34円(-2.84%)と年初来安値を更新しました。値上がり銘柄数が74に対して、値下がり銘柄数が2047と全面安。マザーズ指数は838.14円で-47.80円(-5.40%)でこちらも酷い下げです。個人投資家として、苦しい状況にある方も多いのではないでしょうか。

私も保有株が含み損を抱えて厳しい状況ですが、こんな時こそ落ち着いて、投資の考え方を復習するべきだと考えました。これまでの投資経験は10年以上、良いときも悪いときも経験してきました。読み込んだ投資本も数知れず。その中には、先人達の貴重な教えが含まれていました。

それらを思い出しつつ、自分用のメモとしてまとめておきます。

投資で重要なこと

お金より大切なものがあることを理解する

投資をするのは、お金が欲しいからです。だけど本当に欲しいのはお金ではありません。お金によって得られる「モノ」や「経験」、「安心」が欲しいのです。お金のために命を失ったり、家族や友人や自分自身をないがしろにすることがあっては本末転倒です。

投資は余剰資金で行う

投資は余剰資金で行うものです。余剰資金とは、すぐに使う予定のないお金のことです。余剰資金とは、最悪の場合なくなったとしても、何とかなるお金のことです。生活を切り詰めれば、将来の支出は賄える、そういった場合に余剰資金が発生します。「余剰資金は金持ちしか持っていないじゃないか」と問われれば、そうではありません。やる気を出せば支出はいくらでも切り詰めることができます。収入も頭を使えば増やすことができます。日々の生活から、無駄な支出を抑え、余剰資金を捻出することが投資家としての第一歩だと考えています。

期待値がプラスの投資を行う

投資は確率のゲームです。よく言われるのは、投資とギャンブルの違いについてです。競馬やパチンコ、宝くじなどのギャンブルは期待値がマイナスです。普通の人が繰り返せば必ず資金がなくなります。一方で、投資は期待値がプラスである必要があります。リスク管理がうまくいった場合の、投資の結果は、投資の期待値に収束します。期待値がプラスの投資を繰り返し行うことで、資金を右肩上がりで増やすことができます。

一般には、株や債券への長期投資は、期待値がプラスであると考えられています。しかしながら、実際には投資の期待値は、投資するタイミングで決まります。利食いと損切りの幅(リスクリワード比)と勝率が期待値を決定します。テクニカル分析を用いたトレンドフォローの手法は、リスクリワード比を適切に選べば期待値がプラスであると考えられます。期待値がプラスの取引は、バックテストを行ったり、実際の取引を行うことで見つけ出すことができます。

資金管理を徹底する

これは、リスクをコントロールするとも言い換えることができます。

投資は確率のゲームです。掛け金があるうちは何度でも投資することができます。掛け金がゼロになったりマイナスになってしまうとゲームオーバーです。(人生はゲームオーバーではないのでやり直すことはできますが大変です。)ゲームオーバーにならないように資金管理を徹底する必要があります。

一般的に一回の損失は資金全体の2%程度に抑えるのが良いといわれています。適切な投資であれば、リスクに応じたリターンが得られます。リスクをとればとるほど大きなリターンが得られますが、リスクをとりすぎると破産する確率が上がります。期待値がプラスの取引でもリスクを取りすぎると破産します。リスクをコントロールするために、適切なポジションサイズと損切りラインの設定が必要です。前述の期待値も、この損切りラインによって変わってきます。

自分も経験がありますが、投資初心者がよく失敗するのが、この資金管理です。損失が出た場合には、リスクを小さくするためにポジションサイズを小さくする必要があります。資金が少なくなったのに、損失をカバーしようとしてポジションサイズを大きくすると、破産確率が一気に上がります。これにより多くの投資家が退場しています。

結果よりも正しいプロセスを重視する

投資の結果は、長期的には投資の期待値に収束します。一回一回の投資の結果に固執することなく、正しいプロセスを経ているかに集中します。正しいプロセスとは、期待値がプラスの取引を行っているか、資金管理が適切かということです。正しいプロセスを繰り返せば、資金は増えていきます。長期的に資金が減少している場合には、正しいプロセスを経ていないといえます。投資手法を見直しましょう。

失敗トレードに影響されず、その時に最良の選択肢をとる

正しいプロセスを行っていても、短期的には資金が減っていくことがあります。これは確率の問題です。目先の損失に焦りを感じて、普段やらないような取引を行ってしまうと大きなドローダウンにつながります。個別の失敗トレードに影響されず、その時その瞬間に最良の選択肢をとることに集中しましょう。

特に、事前に決めた方針を土壇場で変更することのないように注意しましょう。よっぽど経験を積んだ投資家でなければ、落ち着いて決定した事前の方針よりも土壇場の決断が優れているということはありません。損切ずらしは地獄への入り口という言葉もあります。一発逆転志向も地獄への入り口です。

投資が確率のゲームであり、どんな結果も起こりうることを理解する

投資に絶対はありません。どんなことでも一定の確率のもとで起こりうると理解する必要があります。この値段までは絶対に下がらない、などという考えは退場につながります。どんな状況になっても破産することがないように、ポジションサイズを調整しましょう。

ポジションを保有する期間が短いほどリスクが小さいことを理解する

ポジションを持っている期間は、資金をリスクにさらしていることになります。同じ利益を上げるなら、短い期間で、利益を上げる方が効率の良いトレードであると認識しましょう。株の塩漬けやポジポジ病は効率の悪い手法です。

相場はいつでも中立、戸惑いを覚えたら要注意

相場はいつでも中立的です。相場に翻弄されているように感じるのは、自分自身がリスクを取りすぎているか精神的に不調をきたしていることのしるしです。この場合には、投資と距離を置き休息をとりましょう。

反対のポジションをとる人の考えを想像する

ポジションをとる場合には、常に反対側のポジションをとる人がいます。株を買う時には、必ず株を売る人がいます。反対側のポジションをとる人がどのように考えているのかイメージして取引を行うと客観的に投資を行うことができます。

成功をイメージし、諦めない

自分が成功するイメージを持ちましょう。そのために必要な行動を行いましょう。そして、失敗しても決して諦めないこと。

まとめ

敢えて書籍は見返さずに、自分の頭の中から言葉を選んで書きました。とはいえ、投資本そのままの文言も多いかもしれません。思いつく参考(引用)書籍、あるいは読んで参考になった書籍を挙げておきます。

         

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